‘Movable Type’ カテゴリーのアーカイブ

MovableTypeからWordPressへのPermalink込みの完全移行方法

2008 年 10 月 5 日 日曜日

Movable TypeからWordPressへの完全移転方法をまとめました。普通にログのインポート機能を使うと、パーマリンクを引き継いでくれません。しかし今ググって出てくる情報は、大体がWordPress2.2などの古い情報で、そのままでは最新の2.6系で使うことが出来ません。(やり方は非常に参考になります。MovableTypeからWordPressへのURL込みの移行方法 - Wiki@browncat.org

今回紹介するのは、完全版かつ最新版の修正ファイルです。

さてさて、Movable Type(MT)からWordPressに移行しようとして、最も障害になるのはパーマネントリンク(パーマリンク)の扱いです。
Movable TypeにもWordPressにも、ログのエクスポート/インポート機能があるので、一見すんなりいきそうなんですが、どちらもパーマリンクの情報を持っていない。これって致命的ですよね。今までに張られたリンクや検索エンジンのインデックスを有効に生かすためのコンセプトがパーマリンクなのに、どちらもそれに対応してないってのはどういうこと?

おそらく、ユーザーの流出を防ぐためにわざと対応してないんじゃないかともいます。携帯で言うと番号ポータビリティですよね。

しかし携帯電話と違って、Webアプリケーションなら中身を誰でもいじくれるので、Movable TypeからWordPressへの完全移転を行なう修正ファイルを作りました。

1.Movable Type側の準備

まず、Movable Type側ではエクスポートプログラム
/lib/MT/ImportExport.pm

に、タグとパーマリンクを書き出す行を追加します。

丁度540行目にある

DATE: <$MTEntryDate format=”%m/%d/%Y %I:%M:%S %p”$>

の下に

PERMALINK: <$MTEntryPermalink$>

TAGS: <$MTTagName$>
ID: <$MTEntryID$>
kishi-r.com

2.WordPress側の準備

まずWordPressを通常通りインストールしたら、パーマリンクの設定をMovable Typeに合わせます。

/%year%/%monthnum%/%postname%.html
こんな感じでしょうか。この辺はそれぞれのMovable Type次第ですね。

次に
mt.php.zip

このファイルを解凍して、WordPressの
/wp-admin/import/
にある同名ファイル[mt.php]と差し替えてください。

色々なサイトに書かれている情報からいいとこ取りで、記事ID、タグ、パーマネントリンクを引き継ぐ修正ファイルとなっております。

具体的には、こちら→(minorio のプログラミング・メモ)で紹介されている、Post IDを引き継いだmt.phpをベースに、

325行目

} else if ( 0 === strpos($line, "PERMALINK:") ) { $value = trim( substr($line, strlen("PERMALINK:")) ); $tmpvalue = strrchr($value,"/");
$post-&gt;post_name = substr($tmpvalue, 0, strpos($tmpvalue, "."));

kishi-r.com

こちらのパーマリンク設定を取り入れています。

3.実行

あとはMovable Typeで「エクスポート」、WordPressでMovable Type形式での「インポート」をするだけですが、画像のパスなどを変えるんだったら、インポート前にログをテキストエディタで一括置換しておくと吉です。


MT3.3の場合は左下のほうにあります

MT4.2の場合は冒頭の画像を参照してください。「ツール」→「エクスポート」です。

4.仕上げ

カテゴリーのURL、RSSフィードのURLなどの処置を忘れずに。
WordPressのプラグインで、WordPress > 404 Notifier ? WordPress Pluginsというのを入れておくと、404ヒットがあったときにメールで通知orRSSフィードでお知らせしてくれるので便利です。

WordPress vs Movable Type

2008 年 9 月 11 日 木曜日

WordPressとMovable Type、今はどっちが強いのか!? 一つの目安として、Google Trendsで、WordPressとMovable Typeの検索状況を比較してみよう。
これは検索動向の調査ツールなので、決してそれぞれのユーザー数をカウントするものではないが、検索状況からある程度の注目度、人気を予測することはできるはずである。

wordpress movable type

Google Trends: wordpress, movable type

全世界的に、検索頻度ではWordPressが圧倒している。2004年中頃に完全に入れ替わり、Movable Typeは下降の一途、WordPressはうなぎ上りになっている。ただし、JAPANだけでは赤と青が同じくらいになっているように見える。



Google Trends: wordpress, movable type

詳しく見てみると、日本でも2006年の中旬にとうとう逆転している。

しかし、実際に検索するときは「Movable Type」ではなく、Movabletype、MTなど、あるいはWPなど、複数の検索キーワードが考えられる。そのあたりを考慮して検索してみると、意外と拮抗している…が、最終的にはやっぱり抜かれているが、地域を日本に絞ると未だにMovable Typeが上に来ている。

Google Trends: wordpress|(word press)|wp, movabletype|(movable type)|mt

このデータだけでユーザー数は推定できないが、まさしく一つのトレンドが形成されていることは分かる。

  1. WordPressは世界的な注目アプリケーションになっている。
  2. 日本でも注目度が上昇中である。

Movable Type4.2のインストールが進まない件

2008 年 9 月 8 日 月曜日

MT4をインストールしようとしたところ、初期ログイン画面から一向に進まない現象が発生。

以下、顛末と簡易分析。

  1. mt-check.cgiが起動し、モジュール群がそろっていることを確認。
  2. 次に、そのまま設置ディレクトリ/mt/(index.html)からログインしようとしたがタイムアウト。
  3. ログを見ると、mt.cgiからmt-wizard.cgiというファイルが呼び出されているが、これが起動しない模様。↓エラーログ
    [Mon Sep 08 12:15:07 2008] [warn] [client 121.1.253.229] Timeout waiting for output
    
    from CGI script /home/yuji/html/mt/mt-wizard.cgi, referer:

    http://xxxx.xxx.xxx/mt/

  4. ならば、と直接mt-wizard.cgiを叩いてみても変わらずタイムアウト。
  5. しかしこのmt-wizard.cgiは、単純にmt-config.cgiを対話型で設定するだけのプログラムということなので、手動でmt-config.cgiを編集、サーバのパスとデータベース(MySQQL)の設定を記述して保存。
  6. 以降、問題なく「ログイン」からインストール(初期ブログセットアップ)に移行、すんなり設置完了。